こんにちは、
愛媛県松山市萱町にある
フリースクール「エルート」教頭の末田です!
愛媛県の不登校の人数
(参照:愛媛県庁「平成26年度学校基本調査」より)
愛媛県では、平成26年度の調査で小学生に182人、
中学生に896人不登校の児童生徒がいることがわかっています。
割合で言うと小学生で0.25%(1000人に2名程度)、
中学生で2.4%(1000人に24名程度)の割合で不登校の児童生徒が存在します。
つまり中学生だと1学級に一人、不登校の生徒がいる計算になります。
そして今後も不登校児童生徒の割合は増えていくと予想されています。
愛媛県の不登校の人数は、多くはない
愛媛の不登校の人数は、全国平均と比べて決して多いわけではありません。
※全国の不登校児童の割合は0.39%(1000人に4名程度)、
中学生の割合は3.1%(1000人に30名程度)
しかし、公立中学校で教員をし、学習塾を経営、
不登校支援のイベントを主催、フリースクールを立ち上げた僕の周りには、
毎年学校に行かない選択をする子どもが増えているような気がします。
増えている学校に行かない子どもたち
不登校は不幸じゃないin愛媛のイベントにも、毎回問い合わせが来るようになり、
もともと知り合いだった人からも「うちの子が学校に行きたがらない」、
「親戚の子どもが学校に行っていない」など、
相談を受けることが増えました。
全国と比べると数としてはそれほど多くないと感じるかもしれませんが、
約1000人、一つの学校分くらいの児童生徒が学校へ行っていないことになります。
学校に行かない子どもが増えていると感じるのも無理もないのかもしれません。
不登校の子どもが増えても大丈夫な社会を創る
僕は不登校の子どもを減らすのではなく、
不登校の子どもが増えても大丈夫な状態を創ることを目標にしています。
学校には行っていないけれど、フリースクールに通っている、
自宅で学習している、といった学校以外の多様な学びの場を創ることに注力し、
不登校の子どもは増えるけど、明るくたくましい子どもが育って、大丈夫!
と言える教育環境を実現できるようがんばります!