【不登校Q&A】フリースクールってなんですか?

末田健人
末田健人

こんにちは、松山市萱町にある

フリースクール「エルート」教頭の末田です!

不登校Q&A

末田健人
末田健人

今回は「不登校Q&A」と題して

不登校に関する質問に答えていきたいと思います。

 

まずは「フリースクールってなんですか?」

という質問に対して答えていきます!

Q フリースクールってなんですか?

末田健人
末田健人

「フリースクール」とは、

学校に行かない、行けない子どもたちが

学校に行く代わりに午前中から昼間に来て、

5教科の勉強や体験を通して学びを深める場所です。

実態として学校の役割を担っている施設と言えます。

そして全国には、400〜500のフリースクールがあると見られています。

フリースクールの定義はない

フリースクールには「これがフリースクールだ」という定義はありません。

「これがないとフリースクールだと認める」などの設置基準がないため、

運営主体がNPOだったり、活動内容は様々です。

国語や算数・数学などの学習カリキュラムをきっちり設けているところもあります。

 

エルートのように一般社団法人が運営しているものや、

不登校の子どもたちの親が自宅を開放して開いているところもあります。

通っている子どもの人数もまちまちです。

基準がないことで枠にとらわれず自由に運営できることがフリースクールの良さでもありますが、

一方で設置基準がないことへの不安や、各スクールの活動内容を疑問視する声もあります。

可能性と課題が盛りだくさん

不登校の子どもが増加傾向にあり、不登校傾向の子どもが現在10人に一人と言われている中、

フリースクールの意義はますます高まっていると言えると思います。

一方で制度や法律が整っていないのも事実です。

可能性がある分、解決すべき課題がたくさんあるのがフリースクールの現状です。 

エルートの取り組み

フリースクールエルートでは、午前中にエルートタイムという体験学習の時間を設けています。

この時間には農業、理科実験、英会話やギターなど、様々な活動を行い、学びの根っこになる体験を積み重ねます。

体験によって得られた学びは、午後の学習時間に知識と結びつき、実用可能な生きた知識となります。

エルートは今年の4月に開校したばかりで、これからどうなるかわからない部分もありますが、それでも大きな可能性を秘めています。

是非とも、これからも子どもたちとエルートの成長を見守っていただけたらと思います。

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