理事長の独り言

こんにちは、理事長のはらみです。
「不登校は、解決すべき問題である。」
この問いへの違和感が、社会的にだいぶ積み上がってきたように思う。
違和感の正体は、解決策が「学校に登校する」に限定される意味合いを多く含むところにある。
「どうやったら学校に行けるようになるのか」と言い換えられがちな問いに、真正面から向き合ったとしても当事者は背中を向けることは容易に想像がつく。
そもそも「不登校は決して問題行動でありません。」
文部科学省がそう言っているように「問題」とすることが問題であるという点も違和感として挙げられる。
もちろん、解決の定義によっては違和感なく受け取れるのが、せっかくなので別の問いを用意したい。
「学校に行け(か)なかった場合、どのような過ごし方がよいといえるのか。」
我々は「これなら良いと言えるのではないか」を子どもたちと共に考え、持ち寄って、多くの人たちと話し合ってきた。
実践の数々は、またどこかの機会で。
先日、県内のフリースクール等に通所した人数が100人を超えたと一人騒いだが、全国平均レベルであった(笑)
しかし、通所した人数のうち「出席扱い」となった割合は全国45.5%のところ県内では84.4%である。
これは、フリースクール等、学校、教育委員会間で密に持ち寄り話し合ってきた成果と言えると思う。
一見、学校に行くことを諦めたかのように見えるこの問いも「どうやったら学校に行けるようになるか」より学校に行き出す上で近道になることが多い。
問いを立て直し、土台が固まってきた今だからこそ、閉鎖的になりがちなフリースクールをもう少し開けた場所にしたいと思う。
愛媛新聞より早くデータを共有したのは、不登校児童生徒数の増加に悲観してほしいからではなく、一晩でも早く同じ問いを共有し、持ち寄れる仲間を増やせたらという願い。
引き続き、みなさまのお知恵と行動力を頼りにしています。

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